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海軍(かいぐん、Marine〔「海軍」を表す英単語は「Navy」だが、この作品では海兵隊を表す「Marine」が使用されている。ただしフランス語やドイツ語などでは「Marine」が海軍を意味するため、全くの間違いというわけではない。〕)は、漫画『ONE PIECE』に登場する架空の軍隊。 == 概要 == 世界政府直属の海上治安維持組織。中でも海軍本部は「偉大なる航路(グランドライン)」三大勢力の一つ。シンボルは「M」の文字を図案化したカモメのマーク。 一騎当千の猛者達、中には悪魔の実の能力者や巨人族なども数多く所属し、大量の重火器を搭載した軍艦を多数保有するなど、極めて強大な戦力を擁する。「絶対的正義」の名のもとに、海賊などの悪党から民衆を守ることを使命とする。しかし、己の信ずる「正義」に徹するあまり、民衆の意に反した冷酷非情な行動に走る者(例:サカズキ)や、一部には自らの利益のみを目当てに非道な行いをする者(例:モーガン、ネズミ)もいる他、海賊並みの荒くれ者(例:G-5の海兵達)もいる。海軍本部所属の軍艦は、ベカパンクの技術によって、船底に海楼石を敷き詰めることで比較的安全に「凪の帯」を航行する事が可能で、自由に「偉大なる航路」と4つの海とを行き来できる。 階級は上から、元帥(海軍トップ)、大将(総督)、中将、少将、准将、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉、准尉、曹長、軍曹、伍長、一等兵、二等兵、三等兵(新兵)、雑用〔第8巻SBS〕。少尉以上は「海軍将校」と呼ばれ、背面に「正義」と書かれた白いコートの着用が認められ〔第24巻SBS〕、ほとんどの将校は、このコートを袖を通さずに羽織る形で着用している。一等兵以下は制服・制帽の着用が義務付けられており、伍長以上になると私服が認められる〔三等兵にも関わらず私服を着ているジャンゴとフルボディは違反者である。〕〔。佐官以上の者はスーツを着用することが多い〔。挙手敬礼の際には掌を後方に向ける(ロープについているタールで汚れた手を上官に見せるのは失礼にあたるため〔第47巻SBS〕)。「M・C」(マリンコード)と呼ばれる識別番号が割り当てられている。 作中で「海軍」と呼ばれる存在は、必ず「単一国家の傘下ではない、世界政府の海軍」である〔世界各国にもそれぞれの軍隊や治安維持組織が存在するが、「○○国の海軍」という概念は登場していない。〕。主な任務は、海賊をはじめとする犯罪者相手の警察行為であり、裁判所や刑務所も存在する。この点では現実世界における沿岸警備隊に近い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海軍 (ONE PIECE)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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